頭痛と顎関節症の関係

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頭痛と顎関節症の関係

頭痛と顎関節症の関係

頭痛の原因の大半は、ストレスや疲労、肩こりなどから起こる緊張型頭痛、血管性頭痛の2つで、全体の9割を占めます。その他、脳腫瘍、ウィルスが頭に入って髄膜炎を起こし、ひどい頭痛が起こることもあります。

ただ、咬み合わせの悪さによる睡眠中の食い縛り、歯ぎしりが原因の顎関節症でも頭痛が起こります。
睡眠中に食い縛り、歯ぎしりすることは、顎を動かす筋肉が寝ているときでも働いている状態で、マラソンで言いかえれば、ずっと走り続けているのと同じです。
当然、朝起きたとき疲労感があり、痛みも伴い、頭痛、耳の周辺の筋肉痛や首・肩がこるといった症状が出る場合もあります。

痛みのメカニズムとしては、歯ぎしりなどによる筋肉の緊張が筋肉収縮の異常を引き起こし、筋肉疲労、筋肉けいれんにつながります。そして、血管が収縮した筋肉によって押されて細くなり、血液によって運ばれる酸素が欠乏し、痛み(頭痛、肩こり、関節周辺)として現れるのです。
治療としては消炎鎮痛剤(対処療法)、ビタミンB、E、筋弛緩剤、バイトプレート(寝ている時の食い縛り、歯ぎしりを軽減する)顎関節の矯正、手術などがあります。
気になる症状や長期間続く頭痛がある場合は専門医に相談して適切な診断、治療を受けることをお勧めします。